【子どものお漏らし、おねしょ、頻尿、排便トラブル、どこに相談すればいい?】
おむつなし育児アドバイザーとして活動していると、参加者の方から様々な質問を受けます。
養成講座の中でこんなときは、こんなふうに答えるといいのかと学べることがたくさんありますが、中には専門的な知識がないと答えられない内容の質問もたまに受けることがあります。
そんなとき、こちらのサイト。
①おしっこトラブルどっとこむ
子どものおねしょ(夜尿症)やおもらし、頻尿で悩まれているご両親とお子さんのためのサイト。
②日本トイレ研究所
「トイレに愛を。」をスローガンに、トイレを通して社会をより良い方向へ変えていくことをコンセプトに活動しているNPO。
排便で悩む子どもたちのための病院リストも掲載されています。
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今現在、先進国において子供の病的便秘が増えているといわれています。
その要因には様々なものがあり、完全にははっきりしません。
が、おむつなし育児研究所の和田智代先生の
[幸せの排泄コミュニケーション]↓↓↓
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こちらに、便秘について詳しく記載されていますので
抜粋させていただきます。
[子供が便秘になるきっかけとして「トイレトレーニングを開始したから…」と指摘する医師もいます。便秘症の子供の約一割が該当するそうです。(中略)
子供の多くの便秘は、直腸および肛門からの「排便が困難」なケースが多く、(中略)
直接的な原因は、腹圧の低下(いきめない)、直腸の近く低下(便意をかんじにくい)、直腸の収縮力低下(直腸がのびてしまっている)などです。
こうした問題は「なんらかの理由で便意を我慢したこと」がきっかけで起こることもあります。]
とのこと。
[なんらかの理由]… に「トイレトレーニングを開始した」が含まれるのですが、いったいどういう事でしょう。
答えは簡単。
産まれてから2、3歳になるまで、おむつのなかでおしっこやウンチをすることに慣れてしまった(そう躾けられた)お子さんにとって、パンツを外してすっぽんぽんで排泄をすることが
当たり前ではなくなってしまい、うんちを出したいのに出せないのです。
逆に、[なんらかの理由]として産まれて間もない赤ちゃんの場合ですが、
人間の本能としては おむつの中ではないところで気持ちよく排泄がしたいのに、おむつをずっと当てられている状態がイヤで便意を我慢してしまう子がいる。
と和田先生は言います。
そのような場合、
「おむつを外してオマルやトイレ等の解放空間で、体を起こした姿勢で腹圧をかける」という生理的に適切な姿勢で排便すると、便秘が改善することがあります」
と。
実際に、今回講座を受講してくださった方のお子さんで、生後3-4か月にも関わらず便秘気味な気がするという方がおられ(4,5日に1度)上記のアドバイスをさせていただきました。
すると、やり手水スタイルで本人もウーンとイキんで 次の日から便秘知らずです!!
赤ちゃんはおむつで排泄したくないのを強く強調するお子さんがおられ、それが強いほど便秘傾向にあるのかもしれません。
もしかしてうちの子そうかも?
と思われたら、一度おむつを外して便器に一緒に座って(親はズボン履いたままでいいですよ!)
やってみてはどうでしょうか。